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| 東大寺の二月堂お水取り(修二会・しゅにえ)は、良弁僧正の弟子の実忠和尚が、前年笠置山に籠って会得されたという「十一面観音悔過法要(けかほうよう)」を752年2月行ったのがはじまり。以来絶えることなく毎春行われ今年1,259回目となる。11人の練行衆が約1ヶ月参籠し、本行の14日間は伝承された多彩な水と火の行が展開される。戒壇院で行われる別火坊での前行では椿の造花つくりが知られる。28日午後二月堂下の参籠所に入り翌3月1日から14日間の本行が始まる。毎夜上堂する練行衆を導く松明「祈りの灯り」を参拝者が見守る。声明と法螺貝に木沓(差懸・さしかけ)の音が堂内に響き、毎夜の神名帳5・12日の過去帳読み上げ、12日深夜の若狭井からのお水取り、達陀(だったん)、走り、五体投地、香水授与など、多くのよく知られた行が展開される。 ※スライドはここから |
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| 2月20 〜25日 |
試別火 (ころべっか) |
・社参(しゃさん)・・・21・25日に八幡殿・大仏殿・本坊天皇殿・開山堂巡拝 ・花ごしらえ・・・椿の造花をつくり、灯明の灯心をつくる ・声明の稽古 ・法螺貝の稽古 ・御輿洗い ・壇供(餅) ・暇乞い他 |
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| 2月26 〜28日 |
惣別火 (そうべっか) |
・衣の祝儀・・・紙子の上に重衣をまとう ・貝吹き合せ ・声明稽古 ・香薫 ・大中臣祓い他 |
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| 上七日 本尊大観音 |
1日 | 19時より松明10本 | 1時食堂で授戒 ・一徳火・・・火打石で採火 20:30神名帳読み上げ ・惣神所・・・夕刻、興成神社・飯道神社・遠敷神社に参拝し加護を祈願 |
| 2日 | 19時より松明10本 | 20:30神名帳読み上げ | |
| 3日 | 19時より松明10本 | 20:30神名帳読み上げ | |
| 4日 | 19時より松明10本 | 20:30神名帳読み上げ | |
| 5日 | 19時より松明10本 | 20:30神名帳・22時過去帳読み上げ 0時走り 香水授与 実忠忌法要 | |
| 6日 | 19時より松明10本 | 20:30神名帳読み上げ 23時走り 香水授与 | |
| 7日 | 19時より松明10本 | 20:30神名帳読み上げ 23時走り・香水授与 小観音出御(礼堂に安置) | |
| 下七日 本尊小観音 |
8日 | 19時より松明10本 | 20:30神名帳読み上げ 1時食堂で授戒 牛玉刷り |
| 9日 | 19時より松明10本 | 20:30神名帳読み上げ 牛玉刷り | |
| 10日 | 19時より松明10本 | 20:30神名帳読み上げ 牛玉刷り | |
| 11日 | 19時より松明10本 | 20:30神名帳読み上げ (午後閼伽井屋飾り) | |
| 12日 | 19時半より 松明11本 |
21時神名帳・22時過去帳読み上げ 1時走り 香水授与 3時達陀 ・水取り(13日1時半若狭井で咒師と童子が香水を汲み平衆5人同行) |
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| 13日 | 19時より松明10本 | 20:30神名帳読み上げ 23時走り 香水授与 達陀(だったん) | |
| 14日 | 18時半より 松明10本 |
20:30神名帳読み上げ 22時走り 香水授与 23時達陀 ・破壇(後片付け) ・1時結願上堂 ・満行下堂 ・惣神所・・・15日未明、興成神社・飯道神社・遠敷神社に参拝し満行報告 |
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| 15日 | 韃靼帽受け(10〜15時参詣者の頭に載せる) 13時礼堂涅槃講(釈迦命日法要) 開山堂参拝 | ||
| 練行衆11 人と三役の役割 |
四 識 (ししき) |
和上(わじょう)・・・練行衆に戒を授ける | |||
| 大導師(だいどうし)・・・顕教をつかさどり、行法の趣旨や祈願をとなえる | |||||
| 咒師(しゅし)・・・密教をつかさどり、香水加持や四天王を勧請(かんじょう)し、水取りの主役 | |||||
| 堂司(どうつかさ)・・・内陣を荘厳する責任と鍵の保管 | |||||
| 平 衆 (ひら しゅう) |
総衆之一(そうしゅう)・・・平衆の統率 | 南衆之一(なんしゅう)・・・南座の長 | |||
| 北衆之二(きたしゅう)・・・北衆の次席 | 南衆之二(なんしゅう)・・・南座の次席 | ||||
| 中灯之一(ちゅうどう)・・・祐筆(書記) | 権処世界(ごんしょせかい)・・・処世界の補佐 | ||||
| 処世界(しょせかい)・・・堂内掃除など | |||||
| 三 役 | 堂童子(どうどうじ)・・・一徳火をつくり、粥食(じゅくじき)を供え、水取りで咒師と井戸に入る | ||||
| 小綱(しょうこう)・・・期間中の会計を司る | 駈士(くし)・・・湯水の責任者 | ||||